2025/12/22

住環境・環境音

都内通勤圏|東京23区外で住みたい街10選

都内通勤圏|東京23区外で住みたい街10選

センタビ屋|防音吸音材、インテリア、建材

都内通勤圏で「23区外に住む」という選択肢

テレワークが定着しつつある今、「毎日フル出社ではないけれど、都心へのアクセスはキープしたい」「家賃と環境のバランスを取りたい」という理由で、東京23区外に目を向ける人が増えています。SUUMO住みたい街ランキング首都圏版でも、横浜・大宮・柏・藤沢など、郊外駅が順位を上げているのが特徴です。

一方で、郊外の人気駅ほど「鉄道や幹線道路の騒音」「上階の足音」など、音の悩みを抱えやすいのも現実です。センタビ屋スタッフブログらしく、本記事では住みたい街10選+防音・吸音の視点で、都内通勤圏の街選びを整理します。

対象エリアは「東京への通勤が現実的(概ね1時間前後)」「東京23区以外」に絞り、人気調査や路線事情を踏まえつつピックアップしています。

都内通勤圏で住みたい街10選(一覧)

まずは今回取り上げる10の街を、通勤アクセス・街の雰囲気・防音上の注意点とあわせて一覧にしました。

街・駅名所在地主な通勤先へのアクセス目安街のざっくり特徴防音・騒音の注意ポイント
吉祥寺東京都武蔵野市新宿まで約15分、東京まで約30分商業+公園が揃う人気タウン駅近は人通り・店舗音が強め
三鷹東京都三鷹市新宿まで約18分、東京まで約30分中央線+総武線始発が魅力線路沿い物件の遮音性能要チェック
立川東京都立川市新宿まで約30分、東京まで約40分多摩エリア随一のターミナル&昭和記念公園繁華街隣接・幹線道路沿いは走行音
府中東京都府中市新宿まで約25分再開発が進む文教都市甲州街道・競馬場周辺の騒音に注意
たまプラーザ神奈川県横浜市渋谷まで約25分落ち着いた住宅街+大型商業施設丘陵地で音が反射しやすい谷筋に留意
武蔵小杉神奈川県川崎市渋谷約13分、東京約18分タワマン林立の人気ターミナル線路・高速道路・工事音の複合騒音
川崎神奈川県川崎市品川約10分、東京約20分ショッピングに強い大規模駅前工場エリアや国道沿いの走行音
横浜神奈川県横浜市品川約25分、東京約30分首都圏No.1人気の大ターミナル繁華街近接エリアは夜間の騒音
大宮埼玉県さいたま市上野・東京まで約30分新幹線も止まる北関東の玄関口線路近接エリアは列車音が強い
流山おおたかの森・柏千葉県流山市/柏市秋葉原・東京まで約25〜35分新興住宅地と古くからの商業地つくばEX・常磐線沿いの走行音

※所要時間は日中平常時の快速・特急利用を想定した目安です。ダイヤ改正等により変動する場合があります。

エリア別・住みたい街10選の魅力と選び方

1|吉祥寺(武蔵野市)― 都会感と自然のバランスが抜群

住みたい街ランキングで長年上位常連の吉祥寺。SUUMO住みたい街ランキング2024首都圏版でも3位にランクインしており、都心から一歩離れた「ほど良い都会」として支持を集めています。

駅前にはサンロード商店街やダイヤ街、ハモニカ横丁などの商店街が連なり、日常の買い物から外食まで駅前で完結。徒歩圏内には井の頭恩賜公園もあり、休日に緑を感じながら散歩できるのも魅力です。

吉祥寺での騒音・防音ポイント

  • 駅徒歩5分圏は人通りと飲食店の音が強く、深夜まで賑やかなゾーン。
  • 鉄道高架近くは、電車走行音+車の走行音が重なりやすい。
  • 静かさ重視なら、公園側・住宅街側に少し歩いたエリアでRC造(鉄筋コンクリート)・角部屋を優先すると安心です。

入居後に室内の響きが気になる場合は、吸音パネルで残響を抑えると、オンライン会議や映画鑑賞がぐっと快適になります。

2|三鷹(三鷹市)― 始発電車で座って都心へ

中央線・総武線が利用できる三鷹駅は、東京方面の始発列車が出る駅として通勤のしやすさに定評があります。吉祥寺より落ち着いた雰囲気で、駅周辺にスーパーや飲食店がコンパクトにまとまっているのもポイント。

三鷹での騒音・防音ポイント

  • 線路沿いの物件は、深夜・早朝の電車音も含めてチェック(内見時に窓を開けて確認)。
  • 高架下付近は、列車音が反射してこもりやすいため、遮音シート+カーテンで窓まわりの気密性を高めると体感が変わります。

3|立川(立川市)― 多摩エリア最大級のターミナルと広大な公園

JR中央線・南武線・青梅線などが乗り入れる立川駅は、多摩エリア最大級のターミナル。駅前には百貨店や家電量販店、大型商業施設が並び、少し歩けば国営昭和記念公園の豊かな緑が広がります。

立川での騒音・防音ポイント

  • 駅北口〜南口の繁華街は、バス・タクシーの発着音や人の声が夜まで続きやすいエリア。
  • モノレール沿いの物件は、高架からの走行音+風切り音を確認しておきたいところ。
  • ファミリーなら、公園寄りの住宅街で道路から一歩入った区画を狙うと、静かさと利便性の両立がしやすくなります。

4|府中(府中市)― 文教都市+再開発でじわじわ人気

京王線特急停車駅の府中は、新宿まで乗り換えなし約25分。駅前再開発で商業施設や公共施設がまとまり、生活しやすい街へと変化しています。古くからの住宅街も多く、落ち着いた雰囲気が好みの人に向きます。

府中での騒音・防音ポイント

  • 甲州街道(国道20号)沿いは、トラックなどの低音走行音が気になりやすい。
  • 競馬場周辺は、イベント開催日の日中の人出・アナウンス音を許容できるかがカギ。
  • 低音が気になる場合は、窓を二重サッシ化+厚手の遮音カーテンで対策すると、テレビ音や会話が聞こえにくくなります。

5|たまプラーザ(横浜市青葉区)― 緑豊かな郊外型ベッドタウン

東急田園都市線のたまプラーザ駅は、渋谷まで急行で約25分。駅前には大型商業施設がありながら、少し歩けば閑静な住宅街と緑道が続く「王道の郊外タウン」です。SUUMO住みたい街ランキング2024首都圏版でも上位にランクインしています。

たまプラーザでの騒音・防音ポイント

  • 丘陵地のため、谷筋にあたる場所では車の音が反響して聞こえやすいことがあります。
  • 駅近タワーマンションは構造的な遮音性は高い一方、上階からの軽量衝撃音(椅子の移動や子どもの足音)は完全には消せません。
  • 床にはラグや防音マットなどの「防振」系アイテムを組み合わせると、上下階トラブルの予防になります。

6|武蔵小杉(川崎市中原区)― 超近距離で都心アクセス重視なら

JR線・東急線が集中する武蔵小杉は、渋谷・品川・東京のいずれへも短時間でアクセスできる「近さ重視」の街。タワーマンションが林立し、駅直結の商業施設も充実しています。住みたい街ランキングでも毎年上位に入る人気エリアです。

武蔵小杉での騒音・防音ポイント

  • 駅近は、鉄道・幹線道路・工事など複合的な騒音になりやすいので、内見時間は朝・夜など時間帯を変えるのがおすすめ。
  • タワマンでは、共用廊下側よりもバルコニー側の音(線路・道路)が主な要因になることが多いです。
  • 寝室だけでも遮音レース+厚地カーテンの二重掛けにし、ベッド背面の壁に吸音パネルを配置すると睡眠の質が上がりやすくなります。

7|川崎(川崎市)― 大規模商業と都心アクセスのバランス

JR東海道線・京浜東北線・南武線が通る川崎駅は、品川まで約10分、東京まで約20分。駅直結の大型ショッピングモールやシネコン、ライブ会場などが揃い、エンタメ性の高い街です。住むエリアによって雰囲気が大きく変わるので、現地の「歩き確認」が重要になります。

川崎での騒音・防音ポイント

  • 国道や産業道路沿いは、24時間を通して大型車の走行音が続きがち。
  • 湾岸寄りの工場エリアでは、機械音や夜間作業音が聞こえるケースも。
  • 騒音レベルが高いエリアでは、窓まわりの遮音性能(サッシの等級やガラス構成)を必ずチェックしましょう。

8|横浜(横浜市)― 「横浜拠点+都内通勤」も現実的

SUUMO住みたい街ランキング首都圏版で8年連続1位となっているのが横浜。 東京駅までは東海道線で約30分、品川までは約25分と、都内通勤も十分現実的な距離です。ベイエリアや元町・中華街など観光色の強いエリアと、駅から少し離れた生活密着型の住宅街が同居しています。

横浜での騒音・防音ポイント

  • 桜木町〜みなとみらい周辺は、イベントや観光客で夜まで賑やかになりがち。
  • 高台エリアは眺望が良い反面、風が強い日は窓の風切り音が気になることもあります。
  • 音が反射しやすいコンクリート打ち放し仕上げの室内では、吸音パネルや厚手カーテンで響きをコントロールするのがおすすめです。

9|大宮(さいたま市)― 北関東・東北方面への玄関口

JR在来線に加え新幹線も発着する大宮は、上野・東京方面への快速アクセスと、地方への移動のしやすさが魅力です。SUUMO住みたい街ランキング2024首都圏版でも2位に入り、横浜と並ぶ人気のターミナル駅となっています。

大宮での騒音・防音ポイント

  • 駅周辺は線路が多方向に伸びているため、鉄道関連騒音をどう評価するかがポイント。
  • 線路から1〜2本内側の道路に入った住宅街は、比較的静かな傾向があります。
  • どうしても列車音が気になる場合、寝室を線路と反対側に配置できる間取りを選ぶだけでも体感がかなり変わります。

10|流山おおたかの森・柏(流山市/柏市)― 新旧の魅力が交差する東葛エリア

つくばエクスプレスの流山おおたかの森は、秋葉原まで約25分の近さながら、ゆとりある街づくりと子育て支援施策で人気急上昇中の新興住宅地です。同じ東葛エリアの柏は、JR常磐線・東武アーバンパークラインが交わる商業の拠点。SUUMO住みたい街ランキング2024首都圏版でも、流山おおたかの森・柏ともに上位にランクインしています。

流山おおたかの森・柏での騒音・防音ポイント

  • 流山おおたかの森は新しい街ゆえ、駅近タワマンの建設ラッシュで工事騒音が気になりやすい時期があります。
  • 柏駅周辺は「東の渋谷」と呼ばれるほど商業集積が進んでおり、夜間の人通り・店舗音の有無を確認したいところです。
  • 集合住宅で上下階トラブルを避けたい場合は、管理規約に「遮音性能等級」や床材の仕様が明記されている物件を優先しましょう。

音ストレスを抑える「街選び」と「物件選び」のチェックポイント

都内通勤圏の街選び

街選び編:地図と現地で見ておきたいポイント

  • 鉄道・幹線道路・高速道路との位置関係 騒音源からの距離が100〜200m変わるだけで体感は大きく変わります。航空写真やストリートビューで、線路や高架、インターチェンジの位置を確認しましょう。
  • 坂・谷・高台の有無 谷底のような地形では、音がこもりやすくなります。現地で耳をすませて、風の強い日の音の反響もイメージしてみてください。
  • 周辺の用途地域 近くに工業系地域や準工業地域があると、深夜のトラック出入りや工場音が入ることも。夜に一度歩いてみると印象が変わるはずです。

物件選び編:構造・間取り・数値で見る防音性

「街」は動かせませんが、「どの建物・どの部屋を選ぶか」で音ストレスはかなりコントロールできます。センタビ屋では、防音性の高いマンション選びを次の4要素で整理しています。

  • 構造:RC造・SRC造は木造・軽量鉄骨より遮音性能が高い傾向。
  • 開口部:サッシの遮音等級、ガラスの厚みや複層ガラスの有無。
  • 間取り:寝室を共用廊下・エレベーター・ゴミ置き場から離せるか。
  • 管理:管理規約での騒音ルール、管理会社の対応方針。

さらに、入居後にできる対策としては、遮音シートや吸音パネル、防振マットなどを組み合わせた「遮音+吸音+防振」の三位一体アプローチが有効です。

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まとめ

東京23区外の都内通勤圏とひと口に言っても、吉祥寺・立川のような多摩エリア、たまプラーザ・武蔵小杉・横浜の神奈川エリア、大宮・流山おおたかの森・柏など埼玉・千葉エリアでは、街の性格も騒音環境も大きく異なります。住みたい街ランキング上位だからといって自分に合うとは限らず、通勤時間・生活利便性に加えて、「どんな音にどこまで許容度があるか」を整理したうえで街と物件を選ぶことが大切です。構造やサッシ性能でベースの防音性を確保しつつ、吸音・遮音・防振アイテムで細部をチューニングすれば、人気タウンでも音ストレスの少ない暮らしが実現できます。

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